毎度おなじみ日曜日のお楽しみNHK大河ドラマ「真田丸」のお時間です。
さっそくですが、今日のテーマは「ドキッ!女だらけの嫉妬大会」でございまして、男女の情念を巡るエピソードのオンパレードでした(苦笑)
というわけで、今回全体にちりばめられた「女の情念と女の嫉妬 ~まるで戦国版大奥~」のエピソードをツッコんでいきましょう!
<きりちゃんの巻>
愛する堺源次郎信繁に「正室・松岡茉優」ができてしまった我らがきりちゃんですが、あろうことか、初対面の茉優ちゃんに
「どこへいってもうっとおしい”きりさんですね!」
と言われてしまいます(笑)
しかし、茉優ちゃんは、亡くなったお梅ちゃん(黒木華)に似ている、という設定なので、きりちゃんもあまり悪い印象はなかったようす。
「私とおうめちゃんのいいところを全て兼ね備えているわ!」
とあくまでもポジティブ。
とりあえず、今のところこの二人の間には、バトルは無い模様・・・(^^;
<薫ママの巻>
冒頭から実は貴族の娘でないことがバレはじめた真田兄弟の高畑”薫”ママですが、草刈パパ男が風俗に入り浸っていることに勘付き
「女でしょ!」
と嫉妬と激怒に狂います。
詰問された出浦さまが、雲隠れの術!を使って消えるところが見所ですが、パパはのらりくらりと、吉野太夫の元へ・・・・
(この話は、どうやら次回にミステリーが起きる模様で、仕込みネタの可能性大)
<おこうさん対YOYO’S吉田の巻>
父は風俗通いで伏見城の普請をほったらかしており、重責を担った大泉源三郎はついつい
「おこう!」
と、昔の妻の下へ通います。
「ああん!(はあと)」
なおこうさんが見られるのも、今回の見所(笑) 。
それを知ってる吉田洋も嫉妬のあまり、ついに・・・・!!!!あとは本編でお楽しみください。
結果は、かなりめでたいことに(^^;;;
~~~~~~~~~~
というわけで、今回のテーマは女の情念だったわけですが、話の大筋はだんだん衰弱し、何度もおなじことを言ってしまう秀吉とその周辺を描きながら進みます。
おんなじ命令を家康に二回してしまう秀吉
という比較的軽いタッチで描かれた今回のシーンですが、 後に石田君が家康と対立することになる萌芽をきちんと描いています。
ポイントはここ!
最初の命令「これからのことは奉行たちに任せる」
のちの命令「これからのことは大名たちに任せる(家康を要”かなめ”として)
はい。ここテストに出ます~(うそ)
慶長3年、死の床にあった秀吉は、
徳川家康・前田利家・宇喜多秀家・上杉景勝・毛利輝元・小早川隆景
の六人を重視して、「五大老」としてリーダー的役割を担わせます。
☆なんで六人なのに五大老なのかは、ググればわかります。
一方、 豊臣政権の内政を仕切っていたのは「五奉行」で、いわゆるドラマでは石田三成が象徴的に描かれていますが、
浅野長政・前田玄以・石田三成・増田長盛・長束正家
の五人がそれに当たります。
本来は、こうした全力体制で、秀吉亡き後の秀頼成人までの豊臣政権の維持に当たらせるつもりだったのですが、 このあと
「家康グループVS三成グループ」
(実態は、大名たちVS秀吉個人の家臣たち、のイメージ)
が形成されてゆくことになるわけです。
・・・というわけで、今回は秀吉亡き後へ向けた、いろいろな仕込みが入っていました。これからが楽しみです。
2016年7月24日日曜日
2016年7月17日日曜日
【NHK大河連動 ”今日の『真田丸』”28】 タイトル「受難」に隠された真の意味と今日の名言「なによーーー!」
毎度おなじみ真田丸を
隅々までツッこむブログ!
今週も始まりました。
先週は、筆者取材のため休載しましたが、今日は
これでもか!というほど詰め込まれ
ております(^^ さすがは天下の脚本家、三谷殿でござる!
話のベースラインは、もちろん先週から引き続いて「秀次失踪事件とその顛末」なのですが、先週がダークでしっとりとまとめてきていたのに比例して
「今週の真田丸は、なんとかグランプリも真っ青なほど、ネタのオンパレード」
になっておりました。
<今日のネタ1>
きりちゃん、「うっとおしい女」に認定される。
<今日のネタ2>
あの人の経歴詐称がまさかの発覚?!
<今日のネタ3>
おこうさん、言ってやれ!もっと言ってやれ!
<今日のネタ4>
大泉信幸の、難儀すぎる人生総集編。
<今日のネタ5>
「おいうちをかけるようだが」←高速回転三所攻め、親子そろって女好き
・・・早丸視聴者は、思い出し笑いしてくださいね!
そして、8時からの本編視聴者はおたのしみに。
=========
で、ここからは真面目に、今日の見所です。
<今日の見所1>
今回のタイトル「受難」。先週までは単純に「ああ、誰かが大変なのね!たぶん秀次さまね」と思っていたと思いますが、
そ、そんな意味が隠されていたのか!!!!
と驚きを隠せません。二代目はクリスチャン(by井筒監督)です。
そういえば”受難”とは、そもそもはキリストの処刑にまつわる苦難と苦痛を意味する言葉でしたが、それを秀次ネタに当ててくるところが、すごいです!
<今日の見所2>
小日向秀吉、涙だけで演技する名シーンを見逃すな!!
ドラマ終盤、源次郎はあるお願いを秀吉にしますが、その話を聞いた小日向さんが、眼ににじむ涙だけで演技をします。
口で言っているセリフとは、ずれがあるその目の演技、必見です!!!
竹中秀吉の評価に勝るとも劣らない小日向秀吉の、一世一代の名演技でございます。
<今日の見所3>
そして、今日のクライマックスはもちろん
「なによーーーーーーーーー!!!!!」
以外にありませんな(笑)
きりちゃん、撃沈。
☆ついでといってはナンですが、予告編も見逃すな!息子が一気に二人も嫁を貰っている時に、
父は風俗に通って
います!(爆) 今日の劇中で「あれ?」と思ったのが確信に変わるという。親子揃ってなんだかなー。
隅々までツッこむブログ!
今週も始まりました。
先週は、筆者取材のため休載しましたが、今日は
これでもか!というほど詰め込まれ
ております(^^ さすがは天下の脚本家、三谷殿でござる!
話のベースラインは、もちろん先週から引き続いて「秀次失踪事件とその顛末」なのですが、先週がダークでしっとりとまとめてきていたのに比例して
「今週の真田丸は、なんとかグランプリも真っ青なほど、ネタのオンパレード」
になっておりました。
<今日のネタ1>
きりちゃん、「うっとおしい女」に認定される。
<今日のネタ2>
あの人の経歴詐称がまさかの発覚?!
<今日のネタ3>
おこうさん、言ってやれ!もっと言ってやれ!
<今日のネタ4>
大泉信幸の、難儀すぎる人生総集編。
<今日のネタ5>
「おいうちをかけるようだが」←高速回転三所攻め、親子そろって女好き
・・・早丸視聴者は、思い出し笑いしてくださいね!
そして、8時からの本編視聴者はおたのしみに。
=========
で、ここからは真面目に、今日の見所です。
<今日の見所1>
今回のタイトル「受難」。先週までは単純に「ああ、誰かが大変なのね!たぶん秀次さまね」と思っていたと思いますが、
そ、そんな意味が隠されていたのか!!!!
と驚きを隠せません。二代目はクリスチャン(by井筒監督)です。
そういえば”受難”とは、そもそもはキリストの処刑にまつわる苦難と苦痛を意味する言葉でしたが、それを秀次ネタに当ててくるところが、すごいです!
<今日の見所2>
小日向秀吉、涙だけで演技する名シーンを見逃すな!!
ドラマ終盤、源次郎はあるお願いを秀吉にしますが、その話を聞いた小日向さんが、眼ににじむ涙だけで演技をします。
口で言っているセリフとは、ずれがあるその目の演技、必見です!!!
竹中秀吉の評価に勝るとも劣らない小日向秀吉の、一世一代の名演技でございます。
<今日の見所3>
そして、今日のクライマックスはもちろん
「なによーーーーーーーーー!!!!!」
以外にありませんな(笑)
きりちゃん、撃沈。
☆ついでといってはナンですが、予告編も見逃すな!息子が一気に二人も嫁を貰っている時に、
父は風俗に通って
います!(爆) 今日の劇中で「あれ?」と思ったのが確信に変わるという。親子揃ってなんだかなー。
2016年7月9日土曜日
【氏族】 中尾姓・中尾氏・中尾さんのルーツ 苗字「中尾」なかお
横尾氏について調べるあまり、
「っていうか、そもそも”横尾の尾”って何なの?」
ということで、同じ『○尾』さんの苗字の成り立ちについて調べることにした。
いくつか代表的苗字を調べてみないとわからないので、しばらくこのシリーズが続くと予想されるが、本来の横尾さん、横尾氏についてはあんまり関係ないと思われるのでスルーしていただいてかまわない。
==========
■ 【中尾氏】 藤原為憲の末裔。伊勢国。工藤氏を経て中尾。長野氏族の中尾氏もこの系統か?家紋は五本骨扇・抱き若松
■ 【中尾氏】 相模国の桓武平氏三浦氏より大多和氏流。家紋は丸に三つ引
■ 【中尾氏】 大国主命の子の健御名方命を祖とする諏訪氏族。
そのほか、各地に地名の「中尾」があり、その土地に由来する中尾姓も存在するか?
別に沖縄県の「仲尾」姓もある。名護市仲尾発祥か?
「っていうか、そもそも”横尾の尾”って何なの?」
ということで、同じ『○尾』さんの苗字の成り立ちについて調べることにした。
いくつか代表的苗字を調べてみないとわからないので、しばらくこのシリーズが続くと予想されるが、本来の横尾さん、横尾氏についてはあんまり関係ないと思われるのでスルーしていただいてかまわない。
==========
■ 【中尾氏】 藤原為憲の末裔。伊勢国。工藤氏を経て中尾。長野氏族の中尾氏もこの系統か?家紋は五本骨扇・抱き若松
■ 【中尾氏】 相模国の桓武平氏三浦氏より大多和氏流。家紋は丸に三つ引
■ 【中尾氏】 大国主命の子の健御名方命を祖とする諏訪氏族。
そのほか、各地に地名の「中尾」があり、その土地に由来する中尾姓も存在するか?
別に沖縄県の「仲尾」姓もある。名護市仲尾発祥か?
2016年7月3日日曜日
【NHK大河連動 ”今日の『真田丸』”26】 原作で読みたい真田丸 「やつし比べ」と「瓜売」の裏話
毎度おなじみ日曜日のお楽しみの時間、NHK大河ドラマ「真田丸」です。
いよいよ朝鮮へ出兵し明を攻め始めた秀吉。たまーに、こういう回がありますが、「今日は、あまり心臓が絞られることなく、安心してみることができた」
比較的平穏な回
でございました(笑)
きりちゃんへプロポーズした豊臣秀次とその周辺を丁寧に追いかけながら、話全体は朝鮮出兵の基地となった肥前名護屋の様子と、「やつしくらべ」でほぼ一回使いました。
歴史ファンとすれば、加藤清正が中心人物として描かれるのはもちろんOKなのですが、せっかくの九州なので、せめて
「黒田長政くん」
くらいはチラみせしてほしかったなあ!というのが本音。せっかくの名護屋城ですから、縄張りをした官兵衛ちゃんに経緯を表してもいいのでは?!
(まあ、今回の真田丸ではテーマがぼけるのを防ぐためか黒田家抹殺されてますので、寂しいところ)
==========
さて、今日のメインであった「やつしくらべ」なる名護屋城での武将達の「仮装大会」ですが、家康が売っていた
「あじか」
がよくわからなかったかもしれませんね。 あじか、は木で出来たザルみたいなもので、たしかに家康は持ってました!そんなの。
それに対して、真田パパと秀吉が「瓜売り」でかぶってしまった、というのはもちろん創作。
秀吉が瓜売りに化けてウケた!というのは「太閤記」にも記述があります。
では、原作で読みたい真田丸。いってみましょう!
原典は「太閤記 六編巻の十」
なんと!原作では、何にもなかったところに秀吉は「瓜畑」を作らせた!というので、真田パパが瓜売りでかぶることは絶対なさそうですね。
その横に旅館やら茶店に似せた建物をわざわざ作らせての余興だというのですから、本気です。
秀吉自ら瓜売りに化けたところは「おかしさ云はん方なし」と書かれているので、
まぢウケる~
といったところでしょうか。
「見聞く人、地に倒れて笑い崩れにけり」
と書かれていますので、この時の仮装は本当に面白かった様子が伝わってきます。
というわけで、今日の真田丸は、のちに信繁の妻になる松岡茉優ちゃんが伏線として登場。
ドラマではラブっぽく描かれるでしょうが、史実としては豊臣政権を支える政略結婚の一環としてとらえたほうがよさそうです。
その他、「真田ババさま、死ぬ??・・・?」
「本当は一番仮装が得意な真田兄」
「清正が通う、戦国キャバクラ」
の三本でした。
いよいよ朝鮮へ出兵し明を攻め始めた秀吉。たまーに、こういう回がありますが、「今日は、あまり心臓が絞られることなく、安心してみることができた」
比較的平穏な回
でございました(笑)
きりちゃんへプロポーズした豊臣秀次とその周辺を丁寧に追いかけながら、話全体は朝鮮出兵の基地となった肥前名護屋の様子と、「やつしくらべ」でほぼ一回使いました。
歴史ファンとすれば、加藤清正が中心人物として描かれるのはもちろんOKなのですが、せっかくの九州なので、せめて
「黒田長政くん」
くらいはチラみせしてほしかったなあ!というのが本音。せっかくの名護屋城ですから、縄張りをした官兵衛ちゃんに経緯を表してもいいのでは?!
(まあ、今回の真田丸ではテーマがぼけるのを防ぐためか黒田家抹殺されてますので、寂しいところ)
==========
さて、今日のメインであった「やつしくらべ」なる名護屋城での武将達の「仮装大会」ですが、家康が売っていた
「あじか」
がよくわからなかったかもしれませんね。 あじか、は木で出来たザルみたいなもので、たしかに家康は持ってました!そんなの。
それに対して、真田パパと秀吉が「瓜売り」でかぶってしまった、というのはもちろん創作。
秀吉が瓜売りに化けてウケた!というのは「太閤記」にも記述があります。
では、原作で読みたい真田丸。いってみましょう!
原典は「太閤記 六編巻の十」
なんと!原作では、何にもなかったところに秀吉は「瓜畑」を作らせた!というので、真田パパが瓜売りでかぶることは絶対なさそうですね。
その横に旅館やら茶店に似せた建物をわざわざ作らせての余興だというのですから、本気です。
秀吉自ら瓜売りに化けたところは「おかしさ云はん方なし」と書かれているので、
まぢウケる~
といったところでしょうか。
「見聞く人、地に倒れて笑い崩れにけり」
と書かれていますので、この時の仮装は本当に面白かった様子が伝わってきます。
というわけで、今日の真田丸は、のちに信繁の妻になる松岡茉優ちゃんが伏線として登場。
ドラマではラブっぽく描かれるでしょうが、史実としては豊臣政権を支える政略結婚の一環としてとらえたほうがよさそうです。
その他、「真田ババさま、死ぬ??・・・?」
「本当は一番仮装が得意な真田兄」
「清正が通う、戦国キャバクラ」
の三本でした。
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