2016年9月25日日曜日

【NHK大河連動 ”今日の『真田丸』”38】 昌幸逝く!真田父子が家康に最後まで歯向かった理由が明らかに。



 毎度おなじみNHK大河ドラマ真田丸のBS版を見て8時からの本編に備えるブログです。



 ああ!今日は涙なくては見られない



 真田パパ草刈昌幸


がいよいよ逝きます!!!


 わかっちゃいるけど、どうしようもない今日が、やってきてしまいました!!



 さて、九度山での蟄居生活を描く第38回でしたが、幽閉されているだけでドラマとしてどうなのかな?


と思っていたら大間違い!!!!



 すごいエピソードのオンパレードで、蟄居生活も苦にはなりません(笑)さすが三谷脚本。


 というわけで、今日の見所いってみよ!



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<今日の真田丸 その1>  メンタルヘルスが止まらない!!!

 ドラマスタートから、なにやら怪しげな三角関係が描かれますが、ええ、ええ、


「我らのきりちゃんが健気に頑張って」


いるのに、真田随一のメンタルの使い手、 春ちゃんが、止まりません。


松岡まゆちゃん、「あまちゃん」ではとってもいい子でしたが、「はるちゃん」ではめっちゃ悪い子です(笑)


今日のメンタル語録

『おうめさんに似ているからですか?』

『私、負ける気がしないから』

『(子供の名前を)おうめってつけようと思うんです』

 そして、極めつけは



ブスッ!ブスッ!ブスッ!攻撃!!!!


(何がブスブスされるのかは、本編をお楽しみに)






<今日の真田丸 その2> それぞれの老後。それぞれのその後。


 関が原以降のまとめでもある今回。いろんな人が老い、そしてまた育ちます。


 ■ 本多ライダー忠勝

  おじいちゃんになりました。猛将で負け知らずだった忠勝も、ふとしたことで引退を決意します。

 演技以前に武将そのものだった藤岡さん、お疲れさまでした!!!


 ■ 半蔵、お父さんにそっくりだね。

  あのバカ殿伊賀越えの功労者だった服部半蔵。できのいい息子は父親そっくりです(笑)。
 
 まさかの出番に浜谷さんもビックリしたのでは?!


 ■ 清正暗殺される。

  意外な見所は、最後まで「いい奴」だったあのセイショコたんが、暗殺されてしまう!という衝撃の結果。

  口もきけず、遺言なども残せずに発病して死んだという加藤清正。ほんとうに暗殺だったのかもしれません。


 あ、ちょっとだけ石田治部回想シーンあるよ。


 ■ 秀頼、イケメン半裸サービスカット。


  真田丸で脱がされる奴は非業の死を遂げるというジンクスがある(ないわ!)のですが、中川大志秀頼は、


 ワキ毛


モザイクなしです。あまりのイケメン振りに、家康が抹殺を決意したという納得の人選。大きくなりましたね。

 絶対父は小日向さんじゃないと思う件(笑)





 <今日の真田丸その3> 大トリ! 真田パパ死す!


 そして今日のメインです。草刈パパ昌幸、ついに最後の決戦をすることなく九度山で亡くなります。


 でも、彼は最後に私たちにとってもためになる話を残してくれました。


「ケンカ殺法とメリケンサックの使い方」


ああ!最後まで武将だった昌幸!合掌です。



 昌幸が死ぬ間際に死ぬセリフが、


「真田父子が家康に歯向かった理由」


の真意のように思います。


 これは戦国時代の意識を知らないものにはわかりにくいのですが、真田の主君であった


「武田氏こそが、清和源氏・河内源氏の正統な継承者である!」


という概念が、すべての根底に流れているのです。


 つまり、奇しくも今回家康が征夷大将軍になりましたが、将軍職に値する「鎌倉源氏」も「足利氏」も清和源氏の主流であったのに、徳川氏は本家筋ではないということなのです。


 さらに言えば、家康の得川(清和源氏新田)氏は偽装であり、国籍偽装である!(え?!)という意識が強かったことを念頭に置かねばなりません。


 だから、最後の昌幸のセリフは、


「お屋形様!」


なのです。


★”お屋形”とは、室町幕府における有力者の敬称で、甲斐武田氏はその家格がありました。

 徳川氏は残念ながら、(織田氏でさえも)新興勢力なので、その資格がないのです。




 ではパパの遺言を。



「軍勢をひとつの塊と思うな。ひとりひとりが思いを持っておる」


すべてのリーダーは肝に銘じようね!




2016年9月18日日曜日

【NHK大河連動 ”今日の『真田丸』”37】 来週はいよいよ真田パパの最期!次回予告が泣ける!



 いやあ~、次回予告を見るだけで泣いてしまう!


という意味では本編より予告が神回だった今日の真田丸第37回でした。


 いよいよ真田パパ正雄が、来週は無念の死を遂げてしまいます。 その映像を見ているだけで、うるうる来てしまう!



 と、その前に、今日のお話おはなし。


 第37回「信之」は、言って見れば関が原の後始末というか、伏線回収というか、全体としては大きな盛り上がりはなかったのですが、その分、




 小ネタとしての男達の挽歌




がたっぷりと披露された渋い回になりました。



 というわけで、8時からの本編の前に、今日の輝く男たちの概略を、さらりとまとめてしまいたいと思います。





【本気すぎる男 本多平八郎、】

 前半の中心は、やはりいつだって本気な本多忠勝。大泉兄の心意気に打たれ、一緒に真田父子の助命嘆願に奔走します。

 本多忠勝が、真田親子を助けるよう家康に嘆願したのは事実のようで、彼の力がなければ、旧真田領を信之が受け継ぐことも、父子が生き延びることもなかったと思われます。

 心が乱れると、本気で道場で真剣を振るという藤岡弘、ですからどちらがほんまもんの武士かわかりません。それくらいいつだって弘、はマジなんです。





【兄すぎる男 真田信之】

 これまでサイコロに、もとい真田パパに振り回されてきた信幸ですが、前回から打って変わって「兄として、家督を継ぐものとして自分の力で歩みはじめたお兄ちゃん。


 今日は一世一代の戦いとして、家康に父と兄の助命を願います。かっこいい!さすがお兄ちゃん。次世代の真田家を担う男として、立派になりました。


 改名シーンは、苦渋の決断をよく表していましたね。





【不死身すぎる男 出浦昌相】


 伏線回収です。 ここで出てくると思わなかったので、思わず喝采!病床にありますが、まだまだ諦めてはいません。


 不死身すぎる出浦さまは、後に兄信之の家臣として長く生きますので、早く元気になってほしいですね。





【イケズすぎる男 徳川家康】


 まあ!なんてねちっこい。 伊賀越えをして、ビビリまくっていた頃の家康の面影はもうありません。次の天下人として


「逆らうものは容赦しない」


いけずな男として、真田父子をいじめ抜きます。

 これも全部、本多正信の教育がいいからですね。





【病気すぎる男  大谷刑部】


 刑部さまの最期、ちゃんとみられます。藤原ノリカさん、熊切さん、全国の愛之助ファンの女性の方々、よかったですね!





【熱すぎる男 加藤清正】


 最初の登場シーンは、たしか「茶々に色目を使うおっさんを暗殺する」という恐ろしい役回りだったので、


 「なんというせいしょこさん像だ!」


とビックリしたのですが、 じわじわと実はいい奴だと明らかになる清正です。今回は信繁に、三成の最期を知らせる役で登場。






【半裸すぎる男  石田三成】

  劇中、脱ぎまくっていた石田山本治部ですが、いよいよ最期のシーンは



 ハゲまくって



 いました(はあと) 落ち武者あたまでの、処刑に全国の三成ファンが絶叫したことでしょう。斉藤さんだぞ。



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 さて、いよいよ来週は真田パパが、九度山で無念の死を遂げるようです。信濃に帰ることも、あとひと暴れすることもかなわず、そして信繁の大阪の陣へとつながるわけです。


 真田パパが死んだのは64歳、信繁も蟄居期間中は酒に溺れたり、白髪になり



 歯が抜けた



りしたようですが、オーマイガットトゥギャザーな日々は、どのように描かれるのでしょうか。


 こうご期待!!



 

 
 






2016年9月17日土曜日

【氏族】 飯尾姓・飯尾氏・飯尾さんのルーツ 苗字「飯尾」いいお

 横尾氏について調べるあまり、


「っていうか、そもそも”横尾の尾”って何なの?」


ということで、同じ『○尾』さんの苗字の成り立ちについて調べることにした。


 いくつか代表的苗字を調べてみないとわからないので、しばらくこのシリーズが続くと予想されるが、本来の横尾さん、横尾氏についてはあんまり関係ないと思われるのでスルーしていただいてかまわない。


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■ 【飯尾氏】 宇多源氏佐々木流より松下氏を経て飯尾氏。


■ 【飯尾氏】 三善氏または藤原氏より飯尾姓。三善流は矢野氏を経る。


■ 【飯尾氏】  平重盛流織田氏の分流に飯尾氏あり。家紋はおそらく木瓜。


■ 【飯尾氏】 村上源氏北畠氏を経て飯尾氏。





【氏族】 八尾姓・八尾氏・八尾さんのルーツ 苗字「八尾」やお

 横尾氏について調べるあまり、


「っていうか、そもそも”横尾の尾”って何なの?」


ということで、同じ『○尾』さんの苗字の成り立ちについて調べることにした。


 いくつか代表的苗字を調べてみないとわからないので、しばらくこのシリーズが続くと予想されるが、本来の横尾さん、横尾氏についてはあんまり関係ないと思われるのでスルーしていただいてかまわない。


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■ 【八尾氏】 橘氏より楠木氏嫡流の系統に八尾氏あり。清和源氏から来た八尾姓と合流か?


■ 【八尾氏】 源満仲から出た源賢より八尾氏、上記楠木流と合流。



 八尾姓については、あまり資料がない。

【氏族】 西尾姓・西尾氏・西尾さんのルーツ 苗字「西尾」にしお

 横尾氏について調べるあまり、


「っていうか、そもそも”横尾の尾”って何なの?」


ということで、同じ『○尾』さんの苗字の成り立ちについて調べることにした。


 いくつか代表的苗字を調べてみないとわからないので、しばらくこのシリーズが続くと予想されるが、本来の横尾さん、横尾氏についてはあんまり関係ないと思われるのでスルーしていただいてかまわない。


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■ 【西尾氏】 三河国幡豆郡西尾より起こる。清和源氏吉良氏。家紋は【西尾櫛松・松葉】


■ 【西尾氏】 近江国宇多源氏佐々木氏。家紋は【四つ目】


■ 【西尾氏】 橘姓薄氏より。源氏という説も。


■ 【西尾氏】 伊予橘氏より、楠(木)氏を経て西尾氏。


■ 【西尾氏】 桓武平氏、平清盛流より宗氏を経て西尾氏。




 この他、加賀藩や蜂須賀藩にも西尾姓が見られるという情報があるとのこと。





2016年9月11日日曜日

【NHK大河連動 ”今日の『真田丸』”36】 天下分け目の関が原より、真田父子の猿芝居

 




(三成さまが生きている間は、この旗印でいきます。佐吉っ)




 前回は休載しましたが、第36回「勝負」は、



 全然、勝負をせず



 勝敗



だけが決してしまったという面白い回になりました。


 まだ8時の本編がはじまっていませんが、結論からいいます。ネタバレ上等!



 関が原、ラスト数分であんなことになってしまいます!!!!



 えっーーーーー!!!!!




 みたいな。


(NHK、予算節約ですか?)



 さて、そんな天下分け目の大合戦をほぼスルーしておきながら、


 信繁と信幸の出来レースで、「簡単に戸石城を明け渡してしまう」という猿芝居やら、本気出して仕掛けた時には、秀忠は上田をほったらかしにして関が原に向かってしまうという肩透かしやら、



 ものものしく真田パパ陣頭指揮のもと、大合戦が起こりそうな雰囲気だけ醸して、



「ほぼ、予算削減(小競り合いシーンのみ)」


というNHKにやさしい回になりましたね。


 さすがは天下の三谷さまです。




 さて、そんな面白い36回でしたが、見所ももちろんあるので、いくつか紹介。





<今日のみどころ1>


 真田パパ、「よっしゃーーーー!!!!」






<今日のみどころ2>


 テーマ曲で盛り上げる合戦シーン。でも、実際はあまり実害なし
 ドラマ中に主題歌がかかるのはめずらしい。でも、後から考えると、それほど大層なシーンでもなかった?(笑)






<今日のみどころ3>

 今日の主役は、三十郎だよ。よかったね!

  高木刑事殺人事件もあるよ。




<今日のみどころ4>


 三成治部の乱髪甲冑姿。もしかして、陣中での姿は来週見られないかも?!




 来週、三成さまいよいよ打ち首ですか?!!!!