2016年8月28日日曜日

【NHK大河連動 ”今日の『真田丸』”34】 石田治部、涙の蟄居とメンヘラ娘 ~真田家の障子が太陽の季節?!~

 毎度おなじみ日曜日のお楽しみ、NHK大河ドラマ真田丸の時間がやって参りました。


 まだ、佐吉は死にませんよ~。


 まだもうちょっとねばりますよ~。



 というわけで、石田治部さまが処刑されるまで、応援の意味を込めて


「大一大万佐吉」


の旗印を掲げておくことにしましょう!






 さて、今日の真田丸。


 なぜか石田治部の「モテ自慢」からはじまったと思ったら、松岡茉優ちゃん(信繁嫁)のメンヘラぶりが明らかにされるという


 ぶっとんだ展開から物語は始まります。


  茉優ちゃんは障子を破くわ、山本治部は


 どや顔


だわ、今後の展開が読めません。



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 さて、それはさておき、歴史上の事実である清正・正則らの


「石田三成襲撃事件」



ですが、 個人的にはやっぱり「黒田長政」くんが存在無視の刑なのが不満です(^^;

 
 これはもう確信犯で、「官兵衛ネタはスルーする」という闇の掟があると存じます。


 長政が出てこないのに、その家臣、後藤ゼブラーマン又兵衛が登場するという無茶ぶりです。

 ライダーやらゼブラーマンやら、マーベル大河ですな。



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 というわけで、「見逃してはいけない真田丸45分」のコーナーです!!







<見逃しちゃだめよ その1>

 きりちゃん、そろそろ愛の苦難を超え、一周回ってポジティブに。

 石田襲撃事件を察知したのは、なんと「きりちゃんの手柄」ということに。


今日の名セリフは源次郎への愛のある一言


「また一緒に乗り越えてゆきましょう!!」
「役に立ってる?はあと」





 <見逃しちゃだめよ その2>

  石田治部と新井清正の間に、何かがあります。


 これまでトリッキーなことを繰り返してきた三谷脚本ですが、あれだけ反発し合っていた「石田治部」と「加藤清正」の間に、秘密の何かが・・・・。


 今日の演出が、どんなネタ振りなのか。まだ明らかになっていませんが見逃せません!




 <見逃しちゃだめよ その3>

 新撰組の源さんこと片桐且元、一世一代の大啖呵!


  今回、家康が上杉成敗に当たって「せこい・こすい」ことを色々画策しますが、それは前回に石田治部がやろうとしたことのリフレインになっています。


 そんな家康に、「ガツン」と言ってやった源さん。よかった!!




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  さあ、我らが石田治部さまは、あと何回生き延びられるのでしょうか!!!!


 一日でも長いご武勇をお祈り申し上げます。







2016年8月26日金曜日

【12 】宮城県の横尾氏情報



 宮城県の横尾姓分布はおおむね60軒近くであり、一定の「横尾氏」が存在することがわかっている。

 ところで、横尾氏族で有名な人物を探すと、まっさきに


 横尾東作


なる人物が挙がる。


ウィキペディアより 横尾東作
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A8%AA%E5%B0%BE%E6%9D%B1%E4%BD%9C



国会図書館 リサーチナビ
https://rnavi.ndl.go.jp/kensei/entry/yokootousaku.php




 横尾東作は、なんと「東洋のコロンブス」とまで言われる探険家でもあり、(日本人としての)硫黄島の発見・領地化を成し遂げた。



 横尾東作の資料を探していると面白い記述に出会った。


 国立国会図書館蔵 「横尾東作翁伝」 
 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/925927



 これによると、宮城県における横尾氏のルーツは以下のようであるという。


”横尾氏は代々伊達家の家臣である”

”そのルーツは横尾掃部信清。奥州伊達郡横尾の豪族であった”

”その子歌之助信次は、不手際があって切腹を命じられた”

”横尾家は一度断絶したが、いろいろあって血統を変えて復活”

”東作はもと加藤氏から横尾に入っている家系である”


とのこと。



 残念ながら、その他の資料においてまだ「横尾掃部信清」については見つけていないが、たしかに伊達家臣に横尾氏がいたらしいことは


ウィキペディア 仙台藩家臣
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%99%E5%8F%B0%E8%97%A9%E5%AE%B6%E8%87%A3


の項からも伺える。


 現地での横尾氏の様子は、詳細が明らかではないが


みちのく悠々漂雲の記/宮城県
 http://mitinoku.biz/hist_walk/hist_miyagi/?p=3845


さんのサイトによると、横尾氏の拠点は「湯河原館」にあったらしいことがわかる。


 

【11】愛媛県の横尾姓情報



 四国の横尾姓の分布はそれほど多くないが、下調べをしていて特徴的なことがわかっている。


 徳島に十数軒の「横尾」姓が現在もあり、愛媛に30軒以上の「横尾姓」があるのに対して、「香川・高知はほぼゼロに近い」というのがその特徴。


 もしかしたら引越しなどで、ごくごく一部横尾さんが住んでおられるかもしれないが、氏族の分布で言えば、


あきらかに愛媛を高い山として分布している


ことは明確だと思われる。



 それもそのはず、愛媛には古くから「横尾氏」がいたらしい。



 まなべさんちのルーツ
 http://www2s.biglobe.ne.jp/~y_manabe/misima/matuo62.htm


 のサイトでは、「大西軍記」に横尾山城守なる人物が登場するさまが引用されている。



 おなじ人物について、


 武将net
 http://mononohu100.seesaa.net/article/51804747.html


 さんにはもうすこし詳しいデータが掲載されていた。


 それによると伊予国の横尾城にあった横尾山城守国信は、天正期に陥落したとある。


 横尾城はあまり大きい城ではなかったようだが、城郭放浪記さんのサイトを見れば位置関係がわかる。

 http://www.hb.pei.jp/shiro/iyo/?c=ehime-shikokuchuo


 http://www.hb.pei.jp/shiro/ehime/map/?c=shikokuchuo



 現在の四国中央市、土居地区付近が拠点らしい。



 「予陽河野家譜」では、天正13年の高尾城の攻防で、小早川氏にやられた現地の豪族として



入野城主横尾山城守 祐安



の名前を見ることができる。



 愛媛県の横尾氏のルーツとしては、この氏族の末裔がまず考えられると思う。


 


2016年8月21日日曜日

【NHK大河連動 ”今日の『真田丸』”33】 完膚なきまでに人望のない男、石田みつーなりー♪



 2週間のご無沙汰でしたが、毎度おなじみ「真田丸に愛のあるツッコみを入れるブログ」のお時間でございます。


 今日も、不穏な雰囲気の中にいろいろ詰め込まれていましたが、今日のテーマをまとめてしまうと、



 嫌われ者とは、俺のことだ!石田治部



以外にありません。


 ひどい!本当にひどいもので、完全に石田治部山本耕史の側に付く者がいない状況。


 これはきっと、たぶん、恐らく、



 堀北真希を独り占めにした罰



に違いありません!どっかーん!




 それは冗談にしても、


「こんな展開で、どうやって関が原の戦いにもっていくんだ?」


と心配になるほど、徹底的に味方がいない堀北の夫。


 しかし、さすがは天下一の名脚本家、三谷さまの腕前!あっと驚く最後の展開で「天下分け目の戦い」へと話を繋ぎます。



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 というわけで、8時からの本編を前に、今日の見所、ハイライトをおさらいしておきましょう!!





<今日の見所真田丸 その1>


 ほぼ初めてくらいの言及なのに、完全にDISられてる「黒田官兵衛ちゃんと仲間たち」


 今回の大河ドラマでは、基本的に存在無視の刑に処せられている「黒田官兵衛ちゃんとその一族」ではありますが、やっと真田パパの口から黒田の名前が出たと思ったら・・・。


(佐助に)無言で『ちょっと、そこの碁石をよこせ』的な扱い!!!!!


 えーーー?!ほんとに黒田が嫌われてる?みたいな~(笑)




<今日の見所真田丸 その2>


 視聴者のみなさんの気持ち、宇喜多秀家さまがズバッと語るわよ。


「どうにもイラッとさせる男だな」


ちゅどーん!!!





<今日の見所真田丸 その3>


 親子揃っていいところもってゆく真田父子を見逃すな!



 家康の屋敷では、名だたる大名たちが居並ぶ中で、いいとこもってゆくのはやはり真田パパ。


 ついでに、先日の殺し屋(実は出浦さま)を、石田治部のせいにしてしまうのはご愛嬌。



 逆に、石田側では、息子は息子で石田を止めるのに


「3倍返しだ!!!」


くらいの顔つきで叫ぶ真田雅人の姿が!



 いやあ、史実では現場で何していたかわからんような真田家の方々を、こんなにうまく絡ませるとは!




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 さて、演出的にはそんな話に注目したいところですが、家康と石田三成をとりまく


「理論的な位置づけ」


については、


■ 石田治部のセリフ


■ 大谷愛之介のセリフ


■ つい、ウケのいいことを言ってしまう上杉さまのセリフ


を聞き逃さないようにしてください。



 石田三成は三成で、「自分の理論が破綻している」ことを認めています。

 また、大谷刑部は、家康の屋敷にこそ行くものの、「豊臣家の家臣としての立場と家康への加勢」について、論理的破綻がないように「皆が納得するセリフ」を語ります。


 そして、今回ですでに完全に破綻していると思われた三成が、命を繋ぎ関が原へと向かうための「論理的意味づけ」については、上杉さまが毅然と論証してくれるわけです。



 そういう意味では、全体を通してもとても大事な回になりました(^^


2016年8月7日日曜日

【NHK大河連動 ”今日の『真田丸』”31】なななんと!終焉を迎えたのは、あの人だった!



 毎度おなじみ真田丸のお時間がやってまいりました。


 先週は作者急病のため休載しましたが、世間では「紙おむつ」で盛り上がっていたみたいで、放送を見てましたが全然気づきませんでした(笑)



 さて、2週間に渡って徐々に弱ってゆく小日向秀吉ですが、いよいよ今日、「終焉を迎えます。


 前回がじっくりと「弱る秀吉」のオンパレードであまり変化がなかったのに対して、



 今日はとんでもないことが次々に襲いかかります!覚悟して本編を見よ!



 というわけで、あんなことやこんなことをちらりと紹介!


 よい子は、真似しちゃいけませんよ!





<よい子はやってはいけない真田丸 その1>


  家康、斉藤由貴に焚き付けられて、遺言書き換えちゃう!

  石田治部、まけじと遺言書き換えちゃう!

 
 弁護士もびっくりの遺言詐欺合戦が繰り広げられる前半ですが、 どちらかといえばヘタレの家康に対して、嫁や本多正臣の悪いこと、悪いこと!



 石田☆山本治部も、今日は思わず名言をひとこと。


「眠くない!!!!」






<よい子はやってはいけない真田丸 その2>

 よい子のみんな!暗殺なんか絶対企てちゃだめだからね!


 というわけで、まさかの草刈パパが、また暗躍しようとします。


 やってはいけないのは、もちろん家康の暗殺。


 なんと!真田丸はじまって以来の屋敷内大チャンバラで、


 ライダーVSジュウオウジャー!


が繰り広げられるというサービス展開。



 しかし、大泉どうでしょうの活躍なのか失態なのかわかりませんが、結果としてあの人が終焉を迎えることに・・・・。


 また一人、真田丸からロスが生まれますね!







 <よい子はやってはいけない真田丸 その3>


最後は小ネタ集です。小ネタだからって、やっちゃだめですよ!



 ■ まさかの死亡フラグは「聖火」でした!小早川くん、消しちゃだめです。


 ■ きりちゃん、間接キッスはあっかーん!!!

 
 ■  秀頼、おもちゃはちゃんと元の場所にしまっておかないと!!!





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 一応物語的には、どうして信繁が家康側につかなかったのか、という前フリがちゃんとなされますので、見逃さないように!