2016年8月21日日曜日

【NHK大河連動 ”今日の『真田丸』”33】 完膚なきまでに人望のない男、石田みつーなりー♪



 2週間のご無沙汰でしたが、毎度おなじみ「真田丸に愛のあるツッコみを入れるブログ」のお時間でございます。


 今日も、不穏な雰囲気の中にいろいろ詰め込まれていましたが、今日のテーマをまとめてしまうと、



 嫌われ者とは、俺のことだ!石田治部



以外にありません。


 ひどい!本当にひどいもので、完全に石田治部山本耕史の側に付く者がいない状況。


 これはきっと、たぶん、恐らく、



 堀北真希を独り占めにした罰



に違いありません!どっかーん!




 それは冗談にしても、


「こんな展開で、どうやって関が原の戦いにもっていくんだ?」


と心配になるほど、徹底的に味方がいない堀北の夫。


 しかし、さすがは天下一の名脚本家、三谷さまの腕前!あっと驚く最後の展開で「天下分け目の戦い」へと話を繋ぎます。



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 というわけで、8時からの本編を前に、今日の見所、ハイライトをおさらいしておきましょう!!





<今日の見所真田丸 その1>


 ほぼ初めてくらいの言及なのに、完全にDISられてる「黒田官兵衛ちゃんと仲間たち」


 今回の大河ドラマでは、基本的に存在無視の刑に処せられている「黒田官兵衛ちゃんとその一族」ではありますが、やっと真田パパの口から黒田の名前が出たと思ったら・・・。


(佐助に)無言で『ちょっと、そこの碁石をよこせ』的な扱い!!!!!


 えーーー?!ほんとに黒田が嫌われてる?みたいな~(笑)




<今日の見所真田丸 その2>


 視聴者のみなさんの気持ち、宇喜多秀家さまがズバッと語るわよ。


「どうにもイラッとさせる男だな」


ちゅどーん!!!





<今日の見所真田丸 その3>


 親子揃っていいところもってゆく真田父子を見逃すな!



 家康の屋敷では、名だたる大名たちが居並ぶ中で、いいとこもってゆくのはやはり真田パパ。


 ついでに、先日の殺し屋(実は出浦さま)を、石田治部のせいにしてしまうのはご愛嬌。



 逆に、石田側では、息子は息子で石田を止めるのに


「3倍返しだ!!!」


くらいの顔つきで叫ぶ真田雅人の姿が!



 いやあ、史実では現場で何していたかわからんような真田家の方々を、こんなにうまく絡ませるとは!




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 さて、演出的にはそんな話に注目したいところですが、家康と石田三成をとりまく


「理論的な位置づけ」


については、


■ 石田治部のセリフ


■ 大谷愛之介のセリフ


■ つい、ウケのいいことを言ってしまう上杉さまのセリフ


を聞き逃さないようにしてください。



 石田三成は三成で、「自分の理論が破綻している」ことを認めています。

 また、大谷刑部は、家康の屋敷にこそ行くものの、「豊臣家の家臣としての立場と家康への加勢」について、論理的破綻がないように「皆が納得するセリフ」を語ります。


 そして、今回ですでに完全に破綻していると思われた三成が、命を繋ぎ関が原へと向かうための「論理的意味づけ」については、上杉さまが毅然と論証してくれるわけです。



 そういう意味では、全体を通してもとても大事な回になりました(^^


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