まあ、えらことになっておりますね。
信長が死んで真田草刈パパの思惑はことごとく怪しくなり、早くも次の主君選びは
ギャンブル
のようになってきた今日このごろ、いかがお過ごしですか?(^^;
当初はリーダーシップがあって、バイタリティがあって、頼れるパパ像を誇ってきた草刈氏も、いよいよここに来て翻弄されている感が浮き彫りに。
さあ、織田亡き後、北条につくのか、それとも・・・?!
まあ、そんな草刈パパですが、今日の最後のシーンはなかなかの見ものです。
もう、完全にギャンブラー開眼オレ!
(そこは本編を見てのお楽しみです)
さて、ここまで見てきて、「三谷脚本のルール」がわかってきました。←遅いな。
わたしは根っからの三谷ファンというわけではないので、他の台本でもそうなのは知りませんが、少なくとも今回の大河では、確実に意識されているちょっとしたルールがあるようです。
それは、
『女子の描き方は、現代人として描く』
ということ。
初回から飛ばし気味の高畑さんや木村佳乃さん、そして可愛い長澤まさみちゃんの描き方をみて、
「えらいはっちゃけてるなあ」
という感想を持った方が多いと思いますが、あれはキャラ設定というよりも、ここにきてわかったのは、
戦国の妻、娘像を描くのではなく、現代の女子の感覚でそのまま台詞を言わせる
ということを心がけておられるということです。
男子は全員、昔風の言葉遣いと、武士らしい古風な思想とその表現を1年間ぶっ続けるわけですが、そこに対比されるように、時にはおばはん、時にはギャルっぽい女子達のセリフを、ほぼ現代語で語らせるところに妙がありますね。
今回のシーンで言えば、木村佳乃(まつ)が死んだことを知って、高畑ママは思いっきり泣くし、堺さんを叩いて攻めます。
じっと絶える戦国の女でなく、現代人の感覚で描いていることがわかります。
また、長澤まさみちゃんが、真田家で働くことになったというシーンでは、スルーしようとする堺さんに
「・・・なんかないの?」
と思わず突っ込みます。
いやいやいや、戦国時代の人は「なんかないの?」とは絶対に言わん!!!
しかし、そこがミソだったとしたら?!
そこにあえて投入されている現代語と現代人の感覚があればこそ、時に退屈になりがちな戦国大河ドラマに「おかしさとおもしろさ、そして感情移入できる余地と、妙なリアリティ」を盛り込むことに成功しているのかもしれません。
ついでに、華ちゃんが堺さんに言うセリフも、絶対に戦国時代には言わない内容ですから、そこもせっかくなので楽しんでくださいね。
~~~~~~~~~~
物語は、信長亡き後右往左往し、それぞれ思惑によって動く戦国大名と武将達を描いているのですが、今回のもう一つの軸は、なんと言っても
「冬のソナタ」
です(笑)
ネタばれしないように、あえてそこは言いませんが、真田家にまつわる韓流ドラマが陰で繰り広げられることになりそうです(笑)
えー!そうなるんかーい!!!
とのけぞること請け合いです(^^
0 件のコメント:
コメントを投稿